セミナー・イベント詳細/講演概要
-
2025.07.30
-
13:15 - 13:45
[E-5]
細胞から学ぶ、身体と心をつなげる身心一体科学
「身心一体科学」は、細胞と身体の動きが連携する新しい健康教育のアプローチを提案します。この科学は、生命体としての動的な存在を直感的に理解し、身体の動きと心の調和を実践的に学べる方法です。有酸素運動や東洋の立位・動作「型」、そして臥位での身体意識を高めるアプローチを通じ、抗重力タンパク質・αB-クリスタリンが支える身心連携原理を紹介。デジタル社会で失われつつある身体感覚を取り戻し、子どもたち、スポーツの好きな人・嫌いな人、そしてお年寄りにも勇気を与える方法を提案します。
空席あり
受講料(事前):0円
受講料(当日):0円
登壇者詳細

跡見 順子 氏
帝京大学 先端総合研究機構 特任教授
教育学博士
1944年 茨城県生まれ。1967年 お茶の水女子大学卒業後、東京大学教育学部助手、教養学部講師・助教授を経て、1994年より東京大学大学院総合文化研究科教授として運動適応について研究。定年後は高齢社会を救う天然素材卵殻膜の細胞健康メカニズム解明、“すごい”細胞が生きる身体を洞察する日本の文化・身体技法を科学や教育に生かす身心一体科学を提唱。平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞理解増進部門受賞(受賞課題「いのちを知り生かす身心一体科学の啓発と普及」)。現在、帝京大学 先端総合研究機構オープンイノベーション部門卵殻膜細胞身体性ダイナミクス健康科学寄付講座 特任教授/東京大学名誉教授。